オンデマンド印刷 シュリンクラベル
オンデマンド印刷シュリンクフィルムとは
デジタルデータから直接シュリンクフィルムへデジタル印刷を行う方法です。グラビア印刷や凸版印刷とは違い、刷版が必要ないというのが1番の特徴です。
通常シュリンクフィルムへ印刷を行うには、グラビア印刷や凸版、フレキソ印刷等で印刷を行いますが、その為には、印刷用の版を製版しなくてはなりません。製版も印刷を行う際、版下(デザイン)の色数分をそろえなくてはならず、フルカラーの画像を印刷するにはCMYK+白で最低でも5版必要といわれます。数万円する版を5版用意し、そこへフィルム代、印刷代となると初期費用だけで数十万となります。また、製販にも版下作成、確認チェック(製版後に修正ではさらに時間がかかる為)等々時間がかかります。しかし、オンデマンド印刷はデジタル印刷の為、製版の必要がなくデザインの用意と修正確認だけで印刷シュリンクラベルが作れる手軽さがあります。
商品試作やイベント用など、継続性は無いが実際の製品に近いものをと、お考えの場合に適した印刷加工方法です。
オンデマンド印刷シュリンクフィルムのメリット
初期費用が抑えられます
グラビア印刷のようにフルカラー5色~6色分の版を揃えると、
フィルム代や印刷代を含め、数十万円の初期費用が必要となります。
版の必要がないオンデマンド印刷は、初期費用を安く抑えることができます。
色ズレしません
版を重ねて印刷することは無く、頂いたデータのままの印刷となるため、
色ズレが発生しません。
小ロットでのご注文が可能です
初期費用が抑えられるため、小ロットでのご注文対応ができます。
数十枚から製造は可能ですが、量が少なくなると非常に割高となりますので、
弊社では1,000枚以上をお勧めしております。
オンデマンド印刷シュリンクフィルムは、1,000枚~3,000枚程度迄が適量とされています。
但し、ご希望のお客様には1,000枚以下でのお見積も可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。
ナンバリングができます
データ入稿の為、ナンバリングも可能です。
ミシン線加工なども対応致します。
オンデマンド印刷シュリンクフィルムのデメリット
校正時の色調整ができません。
途中の色味を増やしたり減らしたりの調整がかないません。
変更を希望の場合は、データそのものから変更頂く必要が出てきます。
基本CMYK+Wの掛け合せ印刷となりますので、特色は掛け合せになりますので
デザイン上の特色の色味は実際の色と異なる場合があります。
大量ロットには不向きです
デジタル印刷の為、数量が多くなると通常の版刷より印刷工程に時間がかかりますので
製品の仕上がりに時間を要します。
数量が多くなると、版刷のほうがコストが低くなる場合があります。
※製品サイズにより異なります。詳しくはお問合せ下さい。
コスト高である。
小ロット数量であれば製版が無く、初期費用が低く抑えられ一回当りの生産コストは低く抑えられますが、フィルム単体での単価を考えた場合、1枚当りの単価は割高となります。
継続して生産または、ロット数量が多い場合は、通常の版刷フィルムのほうが1枚当りの単価は低く抑えられます。
コーティングあり
印刷加工の後、印刷の上からクリアーコーティングをかけます。
加工後、製品への装てん時、すべりが若干悪く作業性に影響がある場合があります。
商品情報
色 数:CMYK+白の掛け合せ。
ロット数量:100枚~3000枚程度
素 材:PSシュリンクフィルム
目安の納期:約1~1.5ヶ月程度
オンデマンド印刷シュリンクラベル製品をご検討のお客様へ
弊社はPVCシュリンクメーカーであると同時に、シュリンクフィルム全般のスペシャリストとして、お客様の様々なご要望にお答えする為に、各種シュリンクフィルムを取扱いしております。
印刷の入ったシュリンクフィルムを試してみたいけど、どのように手配すれば良いか判らない、自社の製品に合う印刷方法が判断出来ない等、疑問や問題を解決したいときは、サンプラスチック㈱にお問合せ下さい。
どんな細かな問題でも、お客様の問題解決にお役に立てるようお答えします。