シュリンクフィルムを中心に帯電防止・導電・防錆など高機能フィルムの開発・製造・加工までを一貫して行っているメーカーです。全国1,000社以上のお客様から年間7,500案件以上の実績があります。経産省 地域未来牽引企業・栃木県 地域中核企業認定。


お電話にてお気軽にお問い合わせください。03-5835-0353
メールでのお問い合わせはこちら


永久帯電防止ポリエチレンフィルム

2017/04/10 17:48:41  帯電防止・導電

HL-SSSシリーズについて

こんにちはサンプラスチック㈱ 吉成です。

今日はHL-SSSシリーズの帯電防止フィルムについてご案内させて頂きます。


Mシリーズでお伝えしたとおり、帯電防止ポリエチレンフィルム製品は、帯電防止機能が大きく分けて2種類存在します。
一つには、界面活性剤のブリードアウト現象を用いた帯電防止機能タイプとアイオノマー系(金属イオン)合成樹脂を用いた帯電防止機能タイプものとなります。

HL-SSSシリーズは、アイオノマー系(金属イオン)合成樹脂を用いたタイプのものになります。

ポリエチレン樹脂に同合成樹脂を練り込む事により、樹脂全体に拡散しフィルム自体に帯電防止機能が付与される製品となります。
帯電防止機能材が樹脂全体に均一に拡散する為、当然フィルム表面上も均一に拡散されているので、外からの静電気はフィルム表面上を伝い瞬時に拡散され帯電防止機能を発揮します。また、フィルム自体の帯電防止機能の為、湿度依存性が低く安定した表面抵抗値となります。
永久帯電防止は表面抵抗値10^9~11乗程度と界面活性剤タイプに比べ低くなります。樹脂同士の練り込み混合の為、界面活性剤タイプとは異なり、フィルムからのブリードアウト現象は無く、機能材は樹脂内に滞留し帯電防止機能は半永久的に持続します。
ポリエチレン樹脂の劣化や破損を除けば、帯電防止機能は持続する為、呼称を永久帯電としています。また、ブリードアウト現象が無いので内容物への移行性もございません。その為、界面活性剤タイプに比べ高価ではありますが、機能面が優れている為、用途的には精密部品、精密機械等の移送梱包に多く使用されます。

帯電防止ポリエチレンフィルム

2017/04/10 17:44:10  帯電防止・導電

HL-Mシリーズについて

こんにちはサンプラスチック㈱ 吉成です。

今日はHL-Mシリーズの帯電防止フィルムについてご案内させて頂きます。


帯電防止ポリエチレンフィルム製品は、帯電防止機能が大きく分けて2種類存在します。
一つには、界面活性剤のブリードアウト現象を用いた帯電防止機能タイプのもの、もう一つはアイオノマー系(金属イオン)合成樹脂を用いた帯電防止機能タイプものとなります。

HL-Mシリーズは界面活性剤機能タイプのものになります。
界面活性剤機能タイプは、製造時にポリエチレン樹脂に練り込まれた界面活性剤が湿気等により、フィルム表面に浮き出てきて全体を被膜し、被膜された界面活性剤上を、静電気が転がるように拡散され帯電を防止します。


界面活性剤タイプの問題点は、樹脂の中に練り込まれた界面活性剤が全てブリードアウト(抜け出て)しまうと、帯電防止の機能が失われてしまいます。
また、表面に浮き出た界面活性剤が、若干ではありますが包装物に移行してしまうという問題もあります。
帯電防止機能の一つの指針でもある、表面抵抗値も湿度依存が高く、10^11乗程度と高めの抵抗値となります。

界面活性剤機能タイプは製造が容易のため安価な製品が多く、コストメリットがあります。

用途的には、静電気は避けたいが比較的静電気破壊に強い製品で短期的に保護したいような場合の製品梱包に使用するケースが多いかと思われます。

弊社、帯電防止や防錆の専用サイトもございますので、こちらも宜しくお願いします。

防錆PEフィルム・【BioCorATPlas】の発売。

2016/10/28 19:16:27  帯電防止・導電

防錆PEフィルム・【BioCorATPlas】の発売。

こんにちは、サンプラスチックの吉成です。

今日は営業部からのお知らせです。

この度、弊社でかねてから開発を進めていました、
気化性防錆+新型永久帯電防止PEフィルムが完成し発売の運びとなりました。

この気化性防錆+新型永久帯電防止は、従来の化学化合物による防錆剤と違い
植物由来の防錆剤となっており、安全且つ機能性のある気化性防錆剤となっています。

帯電防止剤も従来のアイオノマー系の帯電防止剤では無く、
新しいかたちのドナー・アクセプター系の帯電防止剤で
従来の界面活性剤機能型とは違い、アイオノマー系と同様に移行性も無く
効果も半永久的に持続します。

製品特徴として、防錆剤とドナー・アクセプター系帯電防止剤(電荷移動性分子化合物)を
複合することにより、フィルム内での分散安定性が非常に高くなり、気化性防錆機能の
持続力を向上させる製品となっています。

防錆機能、帯電防錆機能を発揮し、お客様の大切な製品を錆と静電気から守ります。

帯電防止機能の無い、防錆PEフィルムも合わせて販売いたします。

現在ホームページの更新を急いでいます。
近日中には詳細を公開できると思いますので今しばらくお待ち下さい。

今後もサンプラスチックを宜しくお願いします。


機能性ポリエチレン専用サイトも宜しくお願いします。

シュリンクフィルムだけじゃない、帯電防止袋をご紹介

2015/01/21 08:07:54  帯電防止・導電
おはようございます、営業部の鈴木です。

今回はシュリンクでは無く、帯電防止袋を紹介してみます。
弊社ではシュリンクフィルムと帯電防止のPEフィルムを
製造しておりまして、たまにはこちらも紹介しないと
宣伝にならないかなあ、と^^;

帯電防止とは、ざっくりといえば静電気から守るためのものです。
主に弱電関連の部品等、静電気によって故障する恐れのあるものに
使用したりします。

通常のフィルムですと帯電してしまい、静電気が悪さしてしまうのですが
帯電防止フィルムはその名の通り、帯電するのを防止する効果があります。
正確には一瞬(0.1秒以下)帯電するのですが、瞬時に放電する
効果がありますので、結果的にほぼ帯電しない状態が持続致します。

今回紹介するのは、弊社の永久帯電防止PE袋 HL-SBです。
その中の規格袋 0715S(0.05×70×150)になります。
弊社にある規格袋の中では一番小さいサイズの為、細かい部品には
重宝するサイズで、弊社でも売れ筋商品だったりします。
写真はパソコンのメモリに使用したときのものです。
こうしてみると、意外と身近にあるものなんだなあ、と
思って頂けますでしょうか。

弊社の商品は一見地味で目立たないものなのですが、実はいろんな場面で
重宝されたりしているんですよね。それが誇りでもあったりするんですよ。
いや、結構本気で、と書くと大げさかも知れません^^;

帯電防止袋のページ
帯電防止袋
帯電防止袋は静電気に弱い電子部品などの精密機械を守る包装フィルムです。
Page 2 / 2