シュリンクフィルムを中心に帯電防止・導電・防錆など高機能フィルムの開発・製造・加工までを一貫して行っているメーカーです。全国1,000社以上のお客様から年間7,500案件以上の実績があります。経産省 地域未来牽引企業・栃木県 地域中核企業認定。


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シュリンクラベルについて

2017/11/17 19:14:20

シュリンクラベルについて

サンプラスチック㈱ 吉成です。

今回は、シュリンクラベルについてです。
弊社では、PVCのシュリンクチューブをメインに製造していますが、ときより、材質を指定してくる、お客様がいらっしゃいます。
シュリンクフィルムは、弊社製造のPVC以外に、PET材やPS材、OP系のフィルムがあります。現在、PET、PS材の殆どは、1枚のシートを寸法にカットして筒状に貼り合せての加工となっています。
これが、業界ではシュリンクラベルとして、チューブ製品と区分けをしています。
シュリンクラベルの良い点は製造方法の関係から、フィルムの厚みと収縮精度が良く印刷製品に向いている事です。
現在、飲料関係や、多色印刷がされているシュリンクフィルムはこの部類のものとなります。
印刷物に限らず、透明な包装用としても包装する製品(異形のもの)によっては、厚み精度が高く収縮コントロール性が良いシュリンクラベルを使用して仕上りを良くしているものもあります。シュリンクラベルも、チューブ製品と同じくRシール製品もあります。

シュリンクチューブ製品とシュリンクラベル製品の違いは、チューブ製品はシュリンクラベルのように貼り合せがない、その為、シュリンクチューブはシュリンク時に貼り合せの位置を気にせず加工ができる。シュリンクラベルの場合、貼り合せの位置も気にしないとシュリンク加工後、内側の表示ラベルシール等を読みづらくしてしまう可能性があり、貼り合せのおき位置によっては製品の外観を損ねてしまう可能性もあります。

シュリンクラベルは、印刷シーンを想定して生まれたシュリンクフィルムですので、印刷をかける場合は、シュリンクラベルが必要となります。
シュリンクチューブでは印刷精度にかけてしまうので印刷には不向きとなります。

ただ、シュリンクラベルは、シュリンクチューブより、貼り合せの加工が増える為、
コスト的には、かなりシュリンクチューブより上がってしまいます。


シュリンクフィルムといっても様々な製品がございます、
弊社では、チューブ製品がメインではありますが、お客様のご要望にお答えする為、
シュリンクラベル製品も扱っております。
シュリンクフィルムのエキスパートとして、様々な製品からお客様にあったご提案を出来る様にしておりますので
シュリンクフィルムでお困りなことがございましたら、何なりとお問合せ下さい。