2017/04/27 11:33:25
帯電防止・導電静電気について。
こんにちは、サンプラスチック㈱ 吉成です。
今回は静電気についてです。
静電気とは、地球上に何らかの物質が存在する限り発生すると言われています。
静電気は固体に限らず、液体、気体でも発するとされています。
雷も静電気のもたらす大きなエネルギーとされています。
物質は原子と原子の組合せのものですが、その原子には-極の電子と+極の陽子で構成された
原子核が含まれます。
通常は-極の電子と+極の陽子の数が同じ状態で、電気的に中和の状態で安定しています。
物質の移動により電気的中和状態に崩れが起きたときに静電気が発生します。
発生要因には、接触帯電、摩擦帯電、剥離帯電、誘導帯電などがあります。
静電気は乾燥期に多く発生しますが、乾燥時は電気の通しやすい空気中の水分が減りますので
電気移動がしにくく、物に対する帯電量が大きくなる為、静電気がおきやすい状況になります。
静電気は私たちが人間が日常生活をしていく上で影響は大きく、特に電化製品やパソコンなどの
精密機械等、電気製品への障害が多く聞かれます、また、人体への影響もあるとされてます。
人体にも電気は帯電します、チクっと感じる程度で1.0kV、冬場の腕全体が痛いと感じる場合で
5.0kV程度の電撃電位があります。
静電気が人体に与える影響は少なくないそうです、冬場の乾燥期に風邪をひきやすいや、
体調不良に陥りやすいのはは寒さだけではなくひょっとすると静電気の影響かもしれません。
(※私の個人的な見解です。)
物、人に影響のある静電気、目には見えないものですが、人間がの生活上では身近なものであり
ながら、大きな影響をもつ自然界の力です。
サンプラスチック㈱は、静電気から物を守る
そんなお客様の要望に包装資材から応える会社です。
2017/04/21 16:13:46
シュリンクフィルム化粧箱を両スリーブでシュリンク
こんばんは、営業部の鈴木です。
今回は化粧箱をシュリンクしてみました。
箱自体はオーソドックスなタイプです。
今回は袋ではなく、チューブカット品にてやってみました。
このタイプだと、天面、底面ともに穴が空く感じの
仕上りになります。
これもなかなか良い感じな仕上がりですね^^
2017/04/14 19:00:43
シュリンクフィルム計量プラ容器をシュリンク
こんばんは、営業部の鈴木です。
今回は計量プラ容器のシュリンクです。
これも比較的よくあるタイプのものですね。
容器形状も良く、仕上がりも良いですね^^
2017/04/13 18:16:45
ポリエチレン樹脂について
こんにちはサンプラスチック㈱ 吉成です。
今回はポリエチレン樹脂についてです。
ポリエチレン樹脂はフィルム成形の容易さから、包装資材に多く使用されています。
ポリエチレン樹脂といっても種類は多く、各樹脂原料メーカーからは多様に製品が出ています。
ポリエチレンを大きく分けると、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)となり、広く使われているポリエチレン樹脂となります。
用途として、高密度ポリエチレン(HDPE)は、密度が高いことから他と比べると硬い性質の為、フィルム成形で薄膜しやすいが透明性に欠けることから、スパーなどで使用しているレジ袋などで使用されています。
低密度ポリエチレン(LDPE)は、HDPEに比べ柔らかく、透明性があり薄膜形成もしやすいことから、ごみ袋や包装フィルムに使用され、一般的にポリ袋といわれる製品がこれに該当します。
直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)は、柔軟性はLDPEより若干劣りますが、耐熱性、耐ピンホール性に優れている為、ほとんどがフィルム形成に使用され、食品包装やショッピングバッグなどから、重量物を入れる袋などに使用されています。また、耐熱性にすぐれている事から、食品などで熱殺菌の必要なチューブ容器や、化粧品容器などにも使われています。
弊社のHL製品は、帯電防止機能の観点から内容物が電子部品や電子部品、機械部品や重量物包装に多用されるのを想定し、耐ピンホール性に着目して製品発売から一貫してLLDPEを主原料として使用しています。
ポリエチレン樹脂は、私たちが普段の生活で触れているプラスチック製品のなかで一番身近にある樹脂と言えます。
ポリエチレン成形メーカーからの豆知識の紹介でした。
次回は静電気について説明したいと思います。
2017/04/10 17:48:41
帯電防止・導電HL-SSSシリーズについて
こんにちはサンプラスチック㈱ 吉成です。
今日はHL-SSSシリーズの帯電防止フィルムについてご案内させて頂きます。
Mシリーズでお伝えしたとおり、帯電防止ポリエチレンフィルム製品は、帯電防止機能が大きく分けて2種類存在します。
一つには、界面活性剤のブリードアウト現象を用いた帯電防止機能タイプとアイオノマー系(金属イオン)合成樹脂を用いた帯電防止機能タイプものとなります。
HL-SSSシリーズは、アイオノマー系(金属イオン)合成樹脂を用いたタイプのものになります。
ポリエチレン樹脂に同合成樹脂を練り込む事により、樹脂全体に拡散しフィルム自体に帯電防止機能が付与される製品となります。
帯電防止機能材が樹脂全体に均一に拡散する為、当然フィルム表面上も均一に拡散されているので、外からの静電気はフィルム表面上を伝い瞬時に拡散され帯電防止機能を発揮します。また、フィルム自体の帯電防止機能の為、湿度依存性が低く安定した表面抵抗値となります。
永久帯電防止は表面抵抗値10^9~11乗程度と界面活性剤タイプに比べ低くなります。樹脂同士の練り込み混合の為、界面活性剤タイプとは異なり、フィルムからのブリードアウト現象は無く、機能材は樹脂内に滞留し帯電防止機能は半永久的に持続します。
ポリエチレン樹脂の劣化や破損を除けば、帯電防止機能は持続する為、呼称を永久帯電としています。また、ブリードアウト現象が無いので内容物への移行性もございません。その為、界面活性剤タイプに比べ高価ではありますが、機能面が優れている為、用途的には精密部品、精密機械等の移送梱包に多く使用されます。
2017/04/10 17:44:10
帯電防止・導電HL-Mシリーズについて
こんにちはサンプラスチック㈱ 吉成です。
今日はHL-Mシリーズの帯電防止フィルムについてご案内させて頂きます。
帯電防止ポリエチレンフィルム製品は、帯電防止機能が大きく分けて2種類存在します。
一つには、界面活性剤のブリードアウト現象を用いた帯電防止機能タイプのもの、もう一つはアイオノマー系(金属イオン)合成樹脂を用いた帯電防止機能タイプものとなります。
HL-Mシリーズは界面活性剤機能タイプのものになります。
界面活性剤機能タイプは、製造時にポリエチレン樹脂に練り込まれた界面活性剤が湿気等により、フィルム表面に浮き出てきて全体を被膜し、被膜された界面活性剤上を、静電気が転がるように拡散され帯電を防止します。
界面活性剤タイプの問題点は、樹脂の中に練り込まれた界面活性剤が全てブリードアウト(抜け出て)しまうと、帯電防止の機能が失われてしまいます。
また、表面に浮き出た界面活性剤が、若干ではありますが包装物に移行してしまうという問題もあります。
帯電防止機能の一つの指針でもある、表面抵抗値も湿度依存が高く、10^11乗程度と高めの抵抗値となります。
界面活性剤機能タイプは製造が容易のため安価な製品が多く、コストメリットがあります。
用途的には、静電気は避けたいが比較的静電気破壊に強い製品で短期的に保護したいような場合の製品梱包に使用するケースが多いかと思われます。
弊社、帯電防止や防錆の専用サイトもございますので、こちらも宜しくお願いします。
2017/04/07 18:27:19
シュリンクフィルムはちみつ容器をシュリンク
こんばんは、営業部の鈴木です。
今回ははつみつ容器のシュリンクを紹介してみます。
先日、ある顧客様より依頼がありまして
サンプルフィルムを作成してみました。
はちみつ容器はやや変形で一見すると難しそうですが、
そこはPVCのシュリンクフィルム。見事に容器にフィットしてくれます。
やはり塩ビは使い勝手が良いですね^^
営業で千葉県流山市に訪問してまいりました。
先だって、新規のお客様先と打ち合わせがあり、
千葉県流山市に訪問してまいりました。
私は拠点が東京オフィスということもあり、東京・神奈川・千葉・埼玉の
いろいろな場所に訪問する機会がございます。
名前の知らない鉄道はないかと思っておりましたが、地図を調べ、
路線案内を確認したところ、何と初めて聞く鉄道・路線が出てきました。
『流鉄流山線』馬橋~流山を結ぶ、全6駅!!初めて乗車してきました♪
訪問したお客様に聞いたところ、鉄道マニアの中では有名な鉄道だそうです。
記念に切符の発行証明書をいただいちゃいました。
ちなみにICカードは使えませんのでご注意を!!