2017/05/26 18:49:46
シュリンクフィルムボトル容器2種類をシュリンク
こんばんは、営業部の鈴木です。
今回はボトル容器のシュリンクです。
大きさの違う2種類のボトルです。
大きさこそ違いますか、似たような形のものなので
どちらも仕上がりがきれいですね^^
2017/05/24 18:04:28
帯電防止機能ポリエチレンフィルムと導電性機能ポリエチレンフィルムの違いについて。
こんにちはサンプラスチック㈱吉成です。
今日は帯電防止ポリエチレンフィルムと導電性ポリエチレンフィルムの違いについてです。
帯電防止ポリエチレンと導電性ポリエチレンですが、帯電防止ポリエチレンフィルムは、名のとおりフィルム表面に静電気が滞留するのを防ぎます。
導電性ポリエチレンフィルムは、帯電防止機能とは異なりフィルム自体に電気を通す機能となります。
元々、プラスチック(ポリエチレン樹脂)は絶縁素材の為、静電気を帯びやすい性質がありました。
その中で、包装資材として広く使用できるよう考えたとき、静電気による弊害を取り除くことにより、
それまでは使うことの出来なかった、精密機械や部品に使用できるようになりました。
帯電防止機能についてですが、古くからある帯電防止剤として、界面活性剤があります。
界面活性剤は、親油基と親水基もつ物質で、親油基で樹脂になじみ、親水基に水分を得る事で樹脂と反発(ブリードアウト)し、水分を含んだ親水基が樹脂表面に被膜し導電性を高め静電気を拡散させる機能になります。
但し、樹脂内に含んだ界面活性剤が全てブリードアウトしてしまうと帯電防止機能が失われます。
近年、主流となっている永久(持続型)帯電防止は、界面活性剤タイプとは異なり、
アイオノマー系の帯電防止剤を樹脂に均一に練り込み形成する事により、樹脂表面に導電性を持たせることにより、樹脂表面の静電気の拡散性を高め滞留を防ぐ機能になります。
その為、界面活性剤タイプとは異なり、ポリエチレン樹脂自体の機能(劣化等)を除いた場合、帯電防止機能については半永久的に機能する為、永久(持続型)帯電防止と言われています。
帯電防止機能ポリエチレンフィルムは、外部からの静電気による電気破壊を防ぐ為に用いられることが多い製品です。
導電性ポリエチレンフィルムは、静電気対策の観点からは帯電防止機能と同じですが、樹脂の構造が違います、帯電防止の導電性は機能上のの導電性ですが、導電性ポリエチレンは物性上の導電性になります。よって、ポリエチレン樹脂の中を電気が通る素材になります。
プラスチック(ポリエチレン樹脂)という絶縁素材に電気を通す為に、どのようにするかと言いますと、カーボンブラックを使い樹脂に練り込みます。
カーボンブラックを樹脂に練り込む事により、樹脂の分子と分子の間をぬぐって、カーボンブラックの粒子を結合させて導電性を導きます。
その為、導電性(電気を通す)ポリエチレンフィルムとなります。
導電性ポリエチレンフィルムによる包装は、内容物自体が静電気を帯びやすいものや、粉体等の干渉によっておこる静電気を瞬時に放電する事を目的として使用します。
帯電防止では、防ぎきれない静電気による障害をより強固に保護出来る製品です。
余談ですが、電池のついた基板部品等は、接点がフィルムに長期間触れていると放電してしまいます。
通常ポリエチレンフィルムの場合、表面抵抗値が10^13乗~10^9乗程度で帯電(静電)防止、
表面抵抗値が10^6乗以下であれば導電性となります。
弊社、導電性ポリエチレン・HL-Bシリーズは、独自製造により10^4乗(測定値)以下と機能的となっています。
弊社HL-Bシリーズ製品は、お客様の大切な製品を静電気から守る為の包装材です。
サンプラニュース No.6 2017春号
初夏の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
毎々格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
まだ5月ですが、夏のような暑さにめげず!
サンプラNews(6版・春号)を発行致しました!!
今回の特集は、
① 3月10日に実施した、社内勉強会の様子
② オリジナルペットボトル作成フィルム“ちぢ〇くん”のご紹介
③ 弊社PVCシュリンク2グレードのJHP規格登録のご案内
④ 社員紹介
⑤ 栃木工場(那須塩原)の近隣風景
添付しております『サンプラNews(6版・春号)』!
お時間がある時にご覧いただけましたら幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
2017/05/12 18:56:38
シュリンクフィルムちっちゃいポリ容器をシュリンク
こんばんは、営業部の鈴木です。
今回はちょっと小さめのプラ容器のシュリンクです。
ちょっとだけ珍しいかも。
フタ上部が細くなっていますが、シュリンクで
きれいに調整出来てますね^^
ものづくりワールド2017へ弊社製品を展示頂きました。
4月12日~14日に名古屋にあるポートメッセなごやで開催された、
ものづくりワールド2017 工場設備・備品展に弊社が植物由来の防錆剤を、購入している商社様が
参加され、弊社の防錆+帯電防止フィルム・バイオコアATプラスを展示いただきました。
現在の名古屋の景気を反映するかのように、ビックリするぐらい盛況な展示会でした。
もちろん、展示いただくからには、3日間展示会場に立ち、いろいろな業種・業界の
方々とお会いさせていただきました。
ご来場いただきましたお客様におかれましては、お忙しい中、ご来場いただき、
心より感謝申し上げます。
また、このような展示会に参加する機会があれば、現在開発している製品を
いち早く出品し、少しでも世のため人のためになれれば、とても嬉しく思います。
2017/04/27 11:33:25
帯電防止・導電静電気について。
こんにちは、サンプラスチック㈱ 吉成です。
今回は静電気についてです。
静電気とは、地球上に何らかの物質が存在する限り発生すると言われています。
静電気は固体に限らず、液体、気体でも発するとされています。
雷も静電気のもたらす大きなエネルギーとされています。
物質は原子と原子の組合せのものですが、その原子には-極の電子と+極の陽子で構成された
原子核が含まれます。
通常は-極の電子と+極の陽子の数が同じ状態で、電気的に中和の状態で安定しています。
物質の移動により電気的中和状態に崩れが起きたときに静電気が発生します。
発生要因には、接触帯電、摩擦帯電、剥離帯電、誘導帯電などがあります。
静電気は乾燥期に多く発生しますが、乾燥時は電気の通しやすい空気中の水分が減りますので
電気移動がしにくく、物に対する帯電量が大きくなる為、静電気がおきやすい状況になります。
静電気は私たちが人間が日常生活をしていく上で影響は大きく、特に電化製品やパソコンなどの
精密機械等、電気製品への障害が多く聞かれます、また、人体への影響もあるとされてます。
人体にも電気は帯電します、チクっと感じる程度で1.0kV、冬場の腕全体が痛いと感じる場合で
5.0kV程度の電撃電位があります。
静電気が人体に与える影響は少なくないそうです、冬場の乾燥期に風邪をひきやすいや、
体調不良に陥りやすいのはは寒さだけではなくひょっとすると静電気の影響かもしれません。
(※私の個人的な見解です。)
物、人に影響のある静電気、目には見えないものですが、人間がの生活上では身近なものであり
ながら、大きな影響をもつ自然界の力です。
サンプラスチック㈱は、静電気から物を守る
そんなお客様の要望に包装資材から応える会社です。
2017/04/21 16:13:46
シュリンクフィルム化粧箱を両スリーブでシュリンク
こんばんは、営業部の鈴木です。
今回は化粧箱をシュリンクしてみました。
箱自体はオーソドックスなタイプです。
今回は袋ではなく、チューブカット品にてやってみました。
このタイプだと、天面、底面ともに穴が空く感じの
仕上りになります。
これもなかなか良い感じな仕上がりですね^^
2017/04/14 19:00:43
シュリンクフィルム計量プラ容器をシュリンク
こんばんは、営業部の鈴木です。
今回は計量プラ容器のシュリンクです。
これも比較的よくあるタイプのものですね。
容器形状も良く、仕上がりも良いですね^^
2017/04/13 18:16:45
ポリエチレン樹脂について
こんにちはサンプラスチック㈱ 吉成です。
今回はポリエチレン樹脂についてです。
ポリエチレン樹脂はフィルム成形の容易さから、包装資材に多く使用されています。
ポリエチレン樹脂といっても種類は多く、各樹脂原料メーカーからは多様に製品が出ています。
ポリエチレンを大きく分けると、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)となり、広く使われているポリエチレン樹脂となります。
用途として、高密度ポリエチレン(HDPE)は、密度が高いことから他と比べると硬い性質の為、フィルム成形で薄膜しやすいが透明性に欠けることから、スパーなどで使用しているレジ袋などで使用されています。
低密度ポリエチレン(LDPE)は、HDPEに比べ柔らかく、透明性があり薄膜形成もしやすいことから、ごみ袋や包装フィルムに使用され、一般的にポリ袋といわれる製品がこれに該当します。
直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)は、柔軟性はLDPEより若干劣りますが、耐熱性、耐ピンホール性に優れている為、ほとんどがフィルム形成に使用され、食品包装やショッピングバッグなどから、重量物を入れる袋などに使用されています。また、耐熱性にすぐれている事から、食品などで熱殺菌の必要なチューブ容器や、化粧品容器などにも使われています。
弊社のHL製品は、帯電防止機能の観点から内容物が電子部品や電子部品、機械部品や重量物包装に多用されるのを想定し、耐ピンホール性に着目して製品発売から一貫してLLDPEを主原料として使用しています。
ポリエチレン樹脂は、私たちが普段の生活で触れているプラスチック製品のなかで一番身近にある樹脂と言えます。
ポリエチレン成形メーカーからの豆知識の紹介でした。
次回は静電気について説明したいと思います。
2017/04/10 17:48:41
帯電防止・導電HL-SSSシリーズについて
こんにちはサンプラスチック㈱ 吉成です。
今日はHL-SSSシリーズの帯電防止フィルムについてご案内させて頂きます。
Mシリーズでお伝えしたとおり、帯電防止ポリエチレンフィルム製品は、帯電防止機能が大きく分けて2種類存在します。
一つには、界面活性剤のブリードアウト現象を用いた帯電防止機能タイプとアイオノマー系(金属イオン)合成樹脂を用いた帯電防止機能タイプものとなります。
HL-SSSシリーズは、アイオノマー系(金属イオン)合成樹脂を用いたタイプのものになります。
ポリエチレン樹脂に同合成樹脂を練り込む事により、樹脂全体に拡散しフィルム自体に帯電防止機能が付与される製品となります。
帯電防止機能材が樹脂全体に均一に拡散する為、当然フィルム表面上も均一に拡散されているので、外からの静電気はフィルム表面上を伝い瞬時に拡散され帯電防止機能を発揮します。また、フィルム自体の帯電防止機能の為、湿度依存性が低く安定した表面抵抗値となります。
永久帯電防止は表面抵抗値10^9~11乗程度と界面活性剤タイプに比べ低くなります。樹脂同士の練り込み混合の為、界面活性剤タイプとは異なり、フィルムからのブリードアウト現象は無く、機能材は樹脂内に滞留し帯電防止機能は半永久的に持続します。
ポリエチレン樹脂の劣化や破損を除けば、帯電防止機能は持続する為、呼称を永久帯電としています。また、ブリードアウト現象が無いので内容物への移行性もございません。その為、界面活性剤タイプに比べ高価ではありますが、機能面が優れている為、用途的には精密部品、精密機械等の移送梱包に多く使用されます。